夫婦のコミュニケーション問題(1回で解決に誘う)

守秘義務の関係上、概念化して紹介しています。

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コミュニケーション

本来は5~16回のセッションを、1回で対処して欲しいと言うご要望でした。

なので、セッションでは「スキーマ領域」への下記のような即座のアプローチを行うことにしました。

①状況などのヒアリング。

②認知モデルの説明および当てはめ検討。

③直ちに「スキーマ」(信念領域など)にアプローチして、同時に「自動思考」もおよそ同定(特定)しました。

④対処戦略としては、主にインド哲学(精神病理学)の3術語(三毒)を説明して対処法(感謝記録など)を教授しました。

それに対して、クライエント様は④に素直に反応して受け容れた為に、病因に対する行動的アプローチ(感謝の伝達など)を決意することが出来ました。

この方は、かかる仏教哲学概念を受け容れることが出来る素質を持っていたから即座に反応することが出来たものと考えます。 しかし、これを維持して成果を出していくためには、毎日怠りなく認知再構成(自らの認知の歪み偏りを修正)して行動(怒りの強い抑制、感謝、プラスのストローク)を継続していかなければなりません。

夫婦のコミュニケーション問題(1回で解決に誘う)” に対して1件のコメントがあります。

  1. 江橋 美奈子 より:

    某大学であれば果てしない回数で辿り着くアドバイスを、家族に内緒で来ているので一回でお願いしたい、、と言う私の勝手なお願いにも関わらず、親身に親切に的確なアドバイスをして頂きました。
    帰り際には、焦らない事!と温かいお言葉も頂きました。
    私は、かわごえの森心理カウンセリングに出会えた事こそ、人生の宝物の1つになりました。

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